CGI

2005年08月25日

「熱中ダンスチューン」

 友達に奨められたダンスチューンバンドのCDを借りてみた。
 早速コンポにかけ、冷蔵庫からライトビールを持ってくる。おっ、いきなり一曲目から来るじゃんか。いいじゃん、いいじゃん。ライブ版だけあって、期待以上にぶっ飛んだハイでブギーなトラックばっかりだ。
 三曲目の後にメンバー紹介が始まった。マイクに舐めつくようなDJのもだえる声がステージに響く。「オン・ギトゥアー、ケリィー!」ギタリストがアドリブで軽妙なリフをかき鳴らす。観客にパフォーマンスで応えているのだ。「オン・ベェース、ポール!」ベースの力強いチョッパーが過熱する。観客が拍手で彼らを祝福する。「オン・ドラァムス、ジャッキィー!」スプラッシュ・シンバルを一発ぶちかまし、豪快に手数を入れて打ち鳴らす。
 演奏メンバーはこれで終わりのはずだが、DJが再び観客を呼び戻した。
「オン・トランポリィン! カワタァニー!」
 ――え? 耳を澄ますと、かすかに何かギシンギシンと鳴っている。
「わあっ!」と突然観客が湧き立った。割れんばかりの歓声と拍手の渦。
 え、何なに? いま何かしたの? 慌ててコンポにかじりつくと、もう四曲目に移っていた。

(おわり)


(8月25日 旧ブログのコメント欄より転載)

☆あっこさん

ヾ(@^(∞)^@)ノわはは いいなぁ〜!好き好きい〜〜!
トランポリンだって!目の前に浮かぶようです。ど、どういう状況なの・・・・(T▽T)あははははは。あかん。ツボに入った。泣けるほどおもろいい〜〜♪

★sleepdog

おおっ、ツボに入りましたか!!
あっこさん、ようこそ♪ そんなに喜んでもらえて、すごく嬉しいです。ライブ版を聞いてると、うおお、やっぱ生で見てーっ! と思わずうなる時ってありますよね。
トランポリン、やっぱリズム感が大事ですから(^^)。意外となじむかと。ね。

☆いつかさん

ぷぷっ。トランポリン、しかもばりばり日本名!! 笑わせてもらいました☆
このお話で、思いだした出来事があるのですが、遠い将来、うちの日記がブログになったとしたら(<随分ありえない話だけど)、この記事に、トラバって語りますね。そのくらい好きです! これ。

★sleepdog

体操王国ニッポンの伝説が今、ステージ上でよみがえる!
……と派手に実況してみました^^。いつかさん、感想ありがとうございます。
というか、この話でいったい何を想い出したんでしょうか? すっごく気になります。(え、聞いちゃいけないですか?)
>うちの日記がブログになったら
ぜひぜひ! 最近トラバの仕組みがやっと分かってきましたので(苦笑)。
気に入ってくれてありがとー!

☆井上斑猫さん

“え、何なに? いま何かしたの?”がツボに入りました。わははははは。

★sleepdog

トランポリンで満場の喝采を浴びる技なんて――いったい何をやったのか。答えはライブ現場にしかないのだっ! ああっ!
斑猫さん、感想ありがとうございます。ただ笑い声だけの書き込みがやたら嬉しい、そんな夜更けです^^。

☆snowgameさん

いいじゃん、いいじゃーんで、横浜弁炸裂か?!と、ハマっ子の
snowgameはちょっとうれしい。
文章を拝見するに、作者は相当音楽に詳しいことが伺えますがいかがでしょか?私は音楽大好きですが、詳しくはないので尊敬の目を向けてしまいます。トランポリンで落ちをつけるには、それ以前の文章をかなりハイテンションで音楽性を持たせなくては成立せず、この作品はそれに見事成功していると思います。あまりの臨場感に私もコンポに噛り付いてしまった!いいわー。お見事です!

★sleepdog

snowgameさん、ハマッ子だったんですか?!〆(..)メモメモ(←いつ使うんだ)
音楽に関しては、大学時代に4年間バンドやってました。メインはジャズだったんですけど、ファンクとかスカとかロックにもちょろっと首突っ込んだりしてました。あの頃はこんなのが日常会話で、言ってる自分たちがちょっとかっこよく思えた時期だったなぁ(しみじみ)
ライブ版をコンポで聴いてる臨場感が出せて良かったです。えへへ。どうもありがとうございます〜!

☆muraさん

空中で三回転。しかも捻りを入れて。そして顔で着地しました(カワタニ談)
私は「ギトゥアー」がツボに入りました。うーん、DJっぽい。

★sleepdog

おおっ、続いてmuraさんのご入場です。ワーワー
顔面着地ですかっ?! なんとまぁ!
しかし、歓声より悲鳴が聞こえてきそうな。でも、サルも木から落ちるんなら、カワタニ氏も時には落ちるかな(^^;)。
>「ギトゥアー」
ええ、ええ、いかにも粘っこい感じで。ギトゥアー。

☆D∃PTさん

なるほど! たしかにたしかに。
ネタ自体ももちろん絶妙なチョイスではありますが、
こんな一発ネタみたいなのを一作品まで昇華させるこの
技術・文章力に(自然すぎて……ようやく気づきました)「オー・ィエー!」です。
(当方しばしば「心臓」にてやらかしてしまってますが、
 なるほどこのへん勉強になります。)

★sleepdog

テンキュウー!!
一発ネタと一作品の境界線なんてトランポリンでひとっ飛びさぁ!
技術というほど大したもんではありませんて。文末が現在形の短い文を連ねると自然にスピードやテンションが上がるんです。象捨て王様の作品などはその好例です。そう言う私も勉強中です。
感想ありがとうございました!
posted by sleepdog at 19:13| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧作倉庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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