脱線事故、株式誤発注、耐震偽装など、今年もいろいろな不始末に関する重大事件があったが、年の瀬も押し迫ってきた12月26日の朝、世界中を仰天させる大ニュースが、新聞・テレビ各社に飛び込んできた。
ある老人が配達業務で家を留守にしていた間に、空き巣が侵入し、なんと53億人分の個人情報が盗まれたのだという。住所、氏名、年齢だけでなく、興味のある商品などの情報も含まれ、事態はきわめて深刻と見られる。フィンランド警察は犯人の手がかりを懸命に追ってるが、今のところ進展はなく、被害者宅の警備体制に関する事情聴取がつづいており――――
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